「一生十字架を背負うんですか?」「言った方が楽」…
この質問の回答には「実話です。仕事上のミスを隠すために、職場に放火した人間がいます」との書き込みがあった。JTBの社員が遠足用のバスの手配ミスをごまかそうと、偽の自殺予告をした事件も記憶に新しい。ミスしたことでパニックに陥り、対応を誤って世間を騒がせるケースは後を絶たない。先日の野々村竜太郎・兵庫県議の「号泣会見」は疑惑に対する釈明会見だが、あの件も、対処の仕方がトンデモなかった例と言えるかもしれない。まずは冷静になることが大事だろう。
回答には「バレなかったらラッキー」、腹をくくって白を切り通せとの意見もあったが、「勇気が要りますが、そこは覚悟をもって言ってください」、「言った方が楽」と、自分から言い出すことをすすめる投稿が多かった。新卒はミスして当たり前、ここで逃げれば一生逃げ続けることになる、まだ取り戻せます、この件が記憶に残ることこそ辛い、などの意見も寄せられていた。
また、「あの時は違うと思っていたけど、よく考えたら……」「ひょっとしたら、私が間違えて消したのかもしれません」と、言い方に配慮して謝罪するのが「落とし所」ではないかという実践的なアドバイスもあった。(RH)