前回のパート2「断る自由を奪う」に続き、今回はジェイ・キャストのビジネス電子本『心を読んでビジネスに勝つ』のパート3「相手に『すまない気持ち』を抱かせる」の冒頭部分を紹介する。
(第1節)相手の罪悪感を利用する(1)
あなたが誰かに愛の告白をされたとする。あなたには、いま恋人はいないが、告白してきた相手には興味もない。「ごめんなさい」と丁重に断った後、相手から「分かりました。では、せめて友達になってくれませんか」といわれたらどうするか。
(第2節)相手の罪悪感を利用する(2)
「いや、すみませんが、あなたと友達にはなれません」と、はっきり断ることができるだろうか。ほとんどの人は、まったく気乗りがしないのに、「まあ、友達なら」と答えてしまうものである。これが、相手の罪悪感を利用したドア・イン・ザ・フェイス・テクニックである。