「ギャップ萌え」で一気に近づこう
しかし、デート相手の私服にドン引きするのは女性に限ったことではないようだ。「Yahoo! 知恵袋」には、男性からのこんな投稿もあった(2014年6月15日)。いつもは会社で制服を着ていて、スカート姿しか見たことのなかった女性と飲みに行った質問者は「初めて私服のジーパンを見たんですが、全く似合ってなくてびっくり」したという。
職場のスタッフ同士が初デートを成功させるためには、男性も女性も、まずは仕事の服装と私服とのギャップをうまく埋める必要があるようだ。この「初デートで初私服」の難局をどう乗り越えればいいのか。
逆転の発想で、ギャップをいい方向に利用する手もあるかもしれない。
女性向けニュースサイト「モデルプレス」では、恋愛コラム「男性に聞いた『グッとくる女性のギャップ』ベスト5」(2013年10月8日)で、「予想外の私服」をトップに掲げている。コメントには、同僚と休日に会って「普段真面目で固い雰囲気の子がメイクも服も派手になっててドキッとした」など、仕事着とのギャップをポジティブに利用して評価を上げたケースが紹介されていた。
つまり、「初デートで初私服」の日は、「ドン引き」のリスクがある一方で、相手の意外な一面に惹かれる「ギャップ萌え」をしかけるチャンスでもあるということだ。「ギャップ萌え」は男女ともに使えるテクニックではないだろうか。
「ドン引き」か「ギャップ萌え」か。初デートの私服選びは社内恋愛を継続させるための重要なポイントの1つであることは間違いなさそうだ。(RH)