2014年夏のボーナスが、増えそうだ。日本経済新聞社が実施(6月21~22日)した消費者アンケート調査によると、今夏のボーナスが「増えそう」との回答は24%で、「減りそう」の18%を6ポイント上回っており、企業業績の回復を受けたボーナス増への期待が高まっていることがわかる。2014年6月27日に報じた。今夏の支出額の見通しについても、13年夏に比べて「増えそう」との回答が21%あり、「減りそう」(18%)を上回った。
使い道(複数回答)のトップは、「国内旅行」で24%。「趣味・レジャー」(22%)、「衣類」(17%)、「外食」(14%)などが続いた。
調査では、ボーナスをもらってから買うつもりだった商品を、増税前に前倒しした人がどの程度いるかも聞いており、それによると28%の人が「前倒しで買い物をした」と回答。「生活家電」や「パソコンなどのIT機器」、「衣類」などを買い求めたようだ。
調査は楽天リサーチの協力を得て、インターネットで実施。20~50代の会社員や公務員、団体職員などで、ボーナスをもらう予定の790人の回答を集計した。