(第3節)人間関係を上手に保つ
心理的な武器を身につければ、ビジネス以外にも応用範囲は広い。たとえば、近所づきあいを良好に保ち、悪徳商法や詐欺から身を守ることができる。心理戦に負ければ、詐欺などの被害にあったり、自分の提案が通らない、人間関係が悪化する、企業であれば大損害を受けたり、といったことになりかねないのである。
(第4節)心を読む準備をしよう心を読むためには、「自分の心を一番よく知るのは自分である」「自分の仕事は自分が一番理解している」という思い込みやうぬぼれを捨てよう。自らの無知や 非力を認めることである。そこから始まるのだ。このスタートラインに立つことさえできれば、心理的な武器を活用する準備は完全に整うのである。
(第5節以下、パート1の続きは電子書籍で。次回はパート2)
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