あなたの職場に「ドログバさん」はいるか W杯にみる新リーダー論とは

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   2014FIFAワールドカップ(W杯)、日本代表の初戦コートジボワール戦は、無念の敗戦となった。試合後、長谷部誠選手は「自分たちがやろうとしているサッカーが表現できなかった」と語り、ザッケローニ監督は自身の采配が勝利に結び付なかったことを悔いた。

   しかし……日本の反省点以上に、コートジボワールがすごかったという印象が強烈に残ってはいないだろうか。いや、コートジボワールが、というよりも、エースのドログバ選手がすごかったと。

「凄すぎ オーラありすぎ」

サッカーとリーダーシップの関係とは…
サッカーとリーダーシップの関係とは…

   ドログバ投入直後の「魔の2分間」。テレビで見ていて、場の空気が一変したと感じた人も多かったのでは?解説の元日本代表監督・岡田武史氏は、彼1人だけレベルが違う、ドログバが入って変わってしまったとリアルタイムでコメントした。

   たった1人の選手がスタジアムのムードを変え、一瞬にしてチーム全体のメンタルを上げる。そんな魔法のような不思議な力を見せつけられた試合だった。

   ドログバ選手に対するネットの反響も大きく、twitterのトレンドワードに「ドログバ」ではなく「ドログバさん」と敬称つきで上位にランキングしたことも話題となった。

   質問サイト「yahoo知恵袋」にも試合開始後、ドログバ選手に関する質問が多く寄せられている。内容は「ドログバ凄すぎ オーラありすぎ」「ドログバ半端ないって!」など、彼の資質を称賛するものが大半で、回答には「エース」「ヒーロー」「カリスマ」「リーダー」などの言葉が目立つ。「ドログバは人間ですか?」の質問に「いえ。あれは神です」との回答も投稿された。

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