8月「山の日」誕生で「6月」に注目集まる 「唯一の祝日ゼロ」の月を楽しむ逆転の発想

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有休消化は、付与分の半分以下

   これらの質問の回答には、繁忙期などを避ける配慮は必要だが「労基法で決められた権利です」など、有休取得の法的な正当性を訴えるコメントが多く寄せられていた。

   有休取得に対し、法律で決められていることだから会社ははっきりNOとは言わないが、(心理的なものも含め)高いハードルを設けているという実態が垣間見えてくる。

   実際、有休取得率は高くない。厚生労働省の「就労条件総合調査」の結果をみると、2013年の年次有給休暇取得日数は平均で8.6日。付与された日数の平均は18.3日で、せっかく付与された休暇を半分も使っていない、もしくは使えていないのだ。

   しかし、もし6月が「唯一の祝日ゼロの月」として注目を集めることで、「祝日がない月だから有休を積極的に取りましょう」というムードが高まることになれば、政府が掲げている「2020年までに取得率を70%に」という目標(2010年の新成長戦略)達成に向け一役買うことになるかもしれない。6月が「祝日がない憂鬱な月」という位置付けから、「大好きな月」へとイメージアップを図る日は近い?(RH)

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