極限状態での行動をみる
しかし、これを何度か繰り返していると、だんだんと自主的に動くようになります。それまでの人生で培っていた思考パターンは、異国の地のカレー屋起業プログラムでも踏襲されます。しかし、そのパターンは、変えることもできるのです。
この話を、ある人材会社の方にしたら「そのプログラムは、管理職に昇進させる人の選抜に使えますね」と言われました。確かに、アウェイの地の未体験の業務では、その人のその時点まで培っていたものの素が見えます。今まで、人を育てるためのプログラムとして作ってきたのですが、意外な使い方もあることに気づきました。
カンボジアまで送り込む必要はありませんが、自分の部下の資質を見るときに、このような極限状態での行動をみることは有効な手段です。そして、資質を見られている側の人は、自分の仕事の様子を客観的に見て、自分が上司だったらどう評価するかを考えながら仕事をしてみると、あなたが望むようなキャリアの道が開けるかもしれません。
サムライカレープロジェクトでは、現在クラウドファウンディングを行っています。
本プログラムに興味がある方、支援をしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のページにアクセスいただけたらと思います。(森山たつを)