上司の「また寝てるのか」に「非常識でしょうか」
国の指針が昼寝を勧めているのだから、パソコンのモニターを「盾」に、上司から隠れるようにして居眠りしている人たちも、これからは堂々と枕でも持ち込んで……などと考えたくなりそうだ。しかし世の中には、まだまだ昼寝否定派が少なくないかもしれない。
「Yahoo!知恵袋」にこんな相談があった。2013年1月22日、質問者は「『昼休みに仕事をしている人は熱意がある。昼休みをきっちりとる人は暇人』と上司に言われました。皆さんはどう思われますか」と問いかけた。昼寝については言及していないが、昼休みすら仕事しろという考えを持つ上司がいては、とても休み時間に居眠りできる社風ではなさそうだ。
回答者はおおむね、上司に批判的。「熱意だけで全く休まず寝ることなく働ける人間などいません」「昼休み仕事をしている人が仕事で結果を出しているか、って言うとそうでもないわけで」といった具合だ。
2012年6月26日付の投稿は、昼休みに机に伏せて寝ていると、上司から「また寝てるのか」と言われるとして「非常識でしょうか」という悩みだった。回答の多くは「休憩時間に昼寝して何が悪いのか」と質問者に同情的。仕事をサボって長時間居眠りするならともかく、休み時間、それも午後の業務の効率アップがねらいの短時間睡眠を責められる理由がない、というものだった。