『高校生が学んでいるビジネス思考の授業』(大森武、阪急コミュニケーションズ)。「ロジカル・シンキングから統計、ゲーム理論まで」の文字も正式タイトルには入っている。著者は、私立早稲田中学・高等学校教諭。数学科と、2003年から高校で必修となった「情報科」を担当している。2014年4月発売。1600円(税別)。出版社サイトによると、
「(「情報科」は)パソコンを学ぶだけの授業ではない。『高校の学習内容と現実社会のつなぎ役』としての情報科には、ビジネスに必要なコミュニケーション能力と問題解決力の基礎がつまっているのだ。本書で『考えるための7つ道具』を手に入れよ」
本書には、こんな設問も登場する。
Q:次の文章は正しい論法か、それとも間違った論法か?
「あなたは私のことが好きじゃないのね。だって、好きだったら私に優しくしてくれるはずなのに、ちっとも優しくしてくれないんだもん」(デジタル論理式)
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