生産性を最大に
もう一つは、生産性をあげるということだ。8時間で、同じ所得を得るにはおよそ3割位上の生産性の向上が必要になる。
ちなみに、外資ではホワイトカラーでもそれなりに8時間で仕事が終わっているところもある。労基法はしっかり守る。ただ、守る代わりに、余裕がなく、キツキツであって、常に生産性を最大にするように求められる。
いらない人員は解雇して、きちきちの人数でやれば、組織全体の労働生産性は上がる。基本的に彼らは生産性が低い部門や、生産性が低い人員のカットが最初に来る。
ホワイトカラーではないが、アマゾンの倉庫などでは、海外メディアなどによると秒単位で、手に持った端末が作業員の行動を指示する。すこしでも遅れが目立つと集計されて、チェックされて指導が入るという。生産性をコンピュータに監視されている形だ。
キツキツの職場で、一秒のすきもなく超効率的にはたらけば、生産性もあがり、少ない人数でしかも8時間でいままでどおりのことが達成出来るだろう。
もちろん非効率に12時間ちかく働いてもいい。どちらがいいとは言わない。(大石哲之)