話題の「製糸場」、稼働中のところを見てみたい! 「教科書に載る過去の産業」のイメージ一新、見学バスツアーも

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   世界文化遺産への登録勧告をうけ、富岡製糸場(群馬県・富岡市)に注目が集まっている。「製糸場」と聞くと、教科書に載っている過去のもの、といったイメージが思い浮かぶが、現在も操業を続けている工場がある。

   同じく群馬県内にある、碓氷(うすい)製糸工場(安中市)は、地元の養蚕農家らでつくる「碓氷製糸農協」が運営しており、見学も受け付けている。近く、同工場がコースに入っているバスツアーも実施される。

「いまも立派に操業しております」

   安中市松井田商工会サイトの「碓氷製糸農協」ページによると、

「日本を支えてきた製糸業、製糸工場は教科書に掲載されているような、過去の産業ではなく、日本の経済成長を支えた、養蚕の華やかかりし時代を超え、いまも立派に操業しております」

   同農協によると、最近では1日に約60キロの絹糸を作る。見学は5人以上の団体に限り、無料で受け付けている(1日1組)。平日10~15時ごろ。要予約。申し込みは、組合サイトのメールよりも、電話(027・393・1101)の方が望ましいそうだ。

   工場は、あくまで生産のために稼働しており、「見学工場」ではないので、見学者は配慮が必要だ。

   また、安中市の商工観光課が事務局をつとめる「安中榛名駅周辺地域観光振興協議会」では、「富岡製糸場と碓氷製糸を訪ねる旅」バスツアーの参加者を募集している。稼働中の碓氷工場見学も含まれている。実施は2014年5月24日で、申込締切は15日必着(応募者多数の場合、抽選)。詳しくは同市サイトの関連ページから。

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