「ミスが許されない社会の狂気」の反映なのか 「遠足バス手配ミスで偽『自殺暗示』手紙」の反響

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   前日に大きな手配ミスが発覚。もし自分だったら、どう対応したか――高校の遠足バスの手配もれに気付いた「JTB中部」の支店社員が、生徒を装い自殺をほのめかして遠足中止を求める手紙を書いて学校に届けていた事案が関心を集めている。会社側は2014年4月29日、会見を開き陳謝した。

   ツイッターなどでは、同社員に対して、怒りを通り越してか、あきれた、笑えた、といった反応も寄せられている。

「すごい(むしろ感心)」
「どんだけ悩んだらこんな斜め上の発想に至るんだ(略)実行できる度胸を他に活かしてほしい」

といった調子だ。

   なかには、

「ミスが許されない社会はとことん狂気が吹き荒れるんだなと再確認しました」

と、同社員を追い詰めた「何か」に視点を合わせるつぶやきもあった。

   JTB中部は4月29日、サイトに「お詫びとお知らせ」を載せ、「再発の防止対策について徹底的に取り組む」姿勢を示している。また、「このような行為に及んだ社員を厳重に処分する(略)」ともしている。

   もし、遠足の前日夕に手配ミスに気付いた社員が、その時点で上司に申告していたら、この社員には、どんな対応や「処分」が待っていたのだろうか。

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