ベラルーシ人の面接官が食いついた! 学生が話した「海外体験」とは

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元々いた社員は、海外での業務経験が不足

   その中でも、最近業務範囲が変わり急遽海外に顧客が増えたような会社をみつけました。

   早速応募をして、業務内容を聞いてみると、まさに彼が予想していたような状況でした。

   業務の関係で外国人の社員も入ってきて、海外での仕事も多いのだが、元々いた社員は海外での業務経験が不足しているため、技術力があって海外でも活躍できる若い人を採用したい。

   実際、採用面接に出てきたのは、入社後彼の上司となり得るベラルーシ人でした。フィリピン英語留学で鍛えた英語で英語面接を乗り切り、「学生時代やったことはなんですか?」という質問に対して「カンボジアでカレー屋をつくりました」と答えたところ、前のめりに話を聞きに来てくれたとのこと。

「具体的にはどんなことをしたのですか?」
「例えば、カンボジア人の学生をアルバイトとして雇いました。自分たちで面接をして雇用し、カレー屋の業務を教えたり、クメール語を習ったりしながら一緒にカレー屋の運営を行ないました」
森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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