『東大生はなぜ会社で使えないのか?』(関厳、KADOKAWA 中経出版)。著者は、株式会社リブ・コンサルティング社長。東京大学を卒業し、大手経営コンサルティング会社に入社、のち33歳で独立した。1979年生まれの気鋭のコンサルタントだ。2014年3月発売。1400円プラス税。中経出版サイトによると、
「『ゆとり世代』はバカじゃない!」
「この『仕事の教科書』を読めば、2、3年後に『好きな仕事』をすることは可能。10年後には社長も夢じゃない!!」
真面目だがコミュニケーション能力が低く、根性はないのにプライドは高い――そんな点において、「使えない東大生」と「ゆとり世代」は似ていると本書は指摘する。その上で著者は、「ゆとり世代はこれまでの世代より優秀」で、「ビジネスパーソンとして活躍するベースがある」と断じる。そんな「若手ビジネスパーソン」に対し、もっと活躍できるきっかけをつかんでもらおうと、マインド(心の持ち方)やラーニング(学習方法)などを説いている。
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