ビジネスシーンで「正しい英語」はいらない 大前研一氏らが「使える英語」を徹底解説

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「プリーズ」をつけても、「上から目線」英語になることも!?

   チャプター3では、ビジネスの場で「ていねい」に伝わる英語を取り上げた。ここでも、「Pleaseを付ければていねいな表現になる」という固定観念に警鐘を鳴らし、実は「上から目線」になる危険性すらあると注意を促す。では、どんな言い回しがよいのか、さまざまな例を取り上げた。また謝罪をする際も「sorry」を使わずに全面的に非を認める気持ちを相手に伝える方法があるという。

   大前氏は全編を通して、「世界の標準語はブロークンイングリッシュ。『正しい英語』でなくて構わない」という姿勢を貫く。一方で、ビジネスの場にふさわしい英語を習得するために「1年間・500時間」の学習時間をクリアするように勧める。

   本書のもととなった「実践ビジネス英語講座」には、グローバルな舞台で成功するための「グローバルマインド」や考える力が同時に学べる、ビジネススクールと英語講座がひとつになったような特徴がある。「きれいな英語」ではなく、「ビジネスの場で結果を出せる英語」を話せる力の獲得をめざしている。

   今回の出版にあたり、ビジネス・ブレークスルーでは新刊発売記念キャンペーンを実施中で、専用のサイトページもある。専用ページからは、本書内で取り上げられたビジネス・ブレークスルー「実践ビジネス英語講座」の中級コースが抽選で当たるキャンペーンに参加したり、それらの講義を動画で見たりすることもできる。アクセス用URLは、本書巻末に記載されている。

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