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魅力的に映る「異国の地から送られてきたもの」

   プノンペン市内から15分くらい離れたこの場所には、あばら屋などの家がならんでいるのですが、一部にものすごく綺麗な一戸建てが建ち並ぶ土地があります。そこの分譲住宅は一戸2000万?5000万円するような高級住宅。ここに、政府高官がたくさん住んでいるそうです。

   その住宅地を歩いて見ると、レクサスやレンジローバーといった高級(かつ頑丈)な車が停まっています。そして、いかにも裕福そうな家族が楽しそうに庭でバーベキューを楽しんでいます。

「1日平均170人くらい来店があって、1200ドル以上売り上がるですよ。多いときは2000ドル超えますね」

   プノンペン市内を歩いているとわかるのですが、物の選択肢が非常に少ないです。生活に必要なものは手に入るのですが、人と違うもの、持っていると嬉しくなるものを手に入れるのは困難です。そこで、このような、異国の地から送られてきたものは、新しいものが欲しい現地の金持ちにとってとても魅力的なのです。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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