韓国・中国人経営の「日本食屋」の方が流行ることも 現地向けアレンジ力の大切さ

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つい「日本のモノは素晴らしいから」とそのまま現地に…

   日本の製品や文化を伝えるとき、我々はつい「日本のモノは素晴らしいからそのまま現地に持っていけば受け入れられるはずだ!」と思ってしまいます。

   それは一理あるのですが、多くの場合はちょっとアレンジを加えるだけでもっと受け入れてもらうことができるようになります。それを怠って、せっかくの高品質が受け入れられないこともよく見かけます。

   現地の料理が不味い(と日本人的に感じる)からと言って、日本の料理をそのまま持っていっても受け入れてもらえるとは限りません。実際、海外に行くと、日本の料理そのままの日本人的に美味しいと思える店よりも、韓国人や中国人経営のエセ日本食屋の方が流行っていることがあります。これは、エセ日本食屋の方が、現地人向けのアレンジが上手かったということでしょう。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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