私が住んでいるフィリピンのセブシティに、最近日本人経営のとんかつ屋ができました。
このお店は、日本に普通にあるような美味しいとんかつ屋で、ふっくらした日本米やシャキシャキのキャベツなども食べ放題で、価格も日本と変わらないレベル(800-1500円くらい)。周辺の日本人はもちろん、フィリピン人にも人気で、よく行列ができています。
私の体感値ですが、フィリピン在住の日本人の9割くらいが「フィリピンの飯は不味い」と言っています。そんな中、この日本の通常以上のクオリティのとんかつ屋は、甘露のような味わいで、心のオアシスとなっているのです。
こういうのを体感すると、日本クオリティ最高!と思ってしまいます。
フィリピンらしい絵柄のスタンプ
最近フィリピンで流行始めている日本のモノとして、LINEもあります(親会社は韓国企業ですが、サービス内容は日本発です)。フィリピンLINEも積極的にアピールしているらしく、TVでコマーシャルなども流れています。また、昨(2013)年末にはフィリピンの台風支援のためのチャリティースタンプなども発売されました。
私も、なぜかフィリピンのLINEに登録できたので、スタンプを見てみたところ、日本でも普通に売っているスタンプに加え、フィリピン特化のスタンプがありました。
このスタンプは、フィリピンのお祭りシヌログの衣装を着たコニー(うさぎ)やブラウン(クマ)がいたり、派手なジプニー(乗り合いバス)に乗っていたりするキャラクターたちなど、フィリピンらしい絵柄が並びます。
このスタンプを作ったデザイナーがフィリピンのこと知ってるなーと思うのは、お祝いに食べるレチョン(豚の丸焼き)のスタンプ。ちゃんと豚の口にはトマトがくわえられており、コニーとブラウンは現地のビール、サンミゲルで乾杯しています。
日本の素敵なスタンプ文化をきちんと現地向けにアレンジして伝えてるのが素晴らしい。実際、フィリピン人の人たちもLINEでのコミュニケーションを楽しんでいるようです。