きれいな女性を助手席に乗せてドライブに出かけたい、そういうのは少し古い考えかなと思っていたのだが――。
トヨタが、女優の真木よう子さん扮する恋人とのドライブを疑似体験できるウェブコンテンツ「DRIVE-GO-AROUND」を公開した。車種「SAI」の運転席に設置された360度カメラで撮影された車内の映像をマウスのドラッグ操作で視聴することができるというもので、助手席に真木さんが座っている。
真木よう子さんとの「最初」のドライブ
映像は3パターン。2人ではじめてのドライブ、2年目のドライブ、4年目の最後のドライブ。今はもう別れてしまった恋人とのドライブデートを懐古するもので、一緒に過ごした時間の長さによって変化する二人の関係や、真木さんのいろんな表情を見て知ることができる。
はじめてのドライブでの真木さんは、緊張しているのか照れたような表情が多い。2年目のドライブは黒ぶちメガネで口ずさむ歌もときおり元気。舌を出すなど、リラックスしたような表情は親密になった二人の関係ならでは。最後のドライブは暗い表情で、俯いたり外を眺めたりどこか寂しそうだ。
ドライブの相手が美しくもどこか影のある雰囲気をまとう真木さんだと、なぜかいけないことをしているような気になってしまう。ツイッターでも「これはいい不倫感」「俺得キャンペーン」といった投稿が目立つ。男性の妄想をそのまま叶えたような企画だ。(岡徳之)