新たな発見もあり、いい機会に
心の準備も出来ていないままで、おまけに断る選択がなさそうな「無茶ぶり」をされた知人、友人、職場の同僚がいたのかもしれない。気になって、周辺調査をしてみると
「そうです。無茶ぶりをされました」
と断言する人々が続々と現れた。では、振られた「その後」はどうなったのか?続いて、聞いてみた。すると、想定以上に前向きな回答が返ってきた。決して、古傷を掘り返すような質問だからと、適当にごまかされたわけではない(と、自分的には思いたい)。リクルート時代に、大掛かりなプロジェクトをいきなり無茶ぶりした元部下は、
「無理かもと思いながらも、決断したので逃げずに最後までやり遂げることが出来ました。今となっては、新たな発見もあった、いい機会だったと思っています」
とのこと。改めて、無茶ぶりは有意義であると確信。みなさんも無茶振りを仕事の重要な手法と考えて、技を極めてみませんか?(高城幸司)