「英語のパワー」を買い被り過ぎていませんか? 世界50か国超の旅行で学んだコト

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「英語が世界語」は、半分当たりで半分間違い

   南米だとこんな感じで、大きなバスターミナルでも平気で英語が通じません。でも、探せばどっかに英語を喋れる人はいます。これが日本語オンリーだったら、かなりの奇跡がないと通訳してくれる人はいないのですが、英語は、頑張れば必ずどっかでなんとかなります。

   私はこれで、世界50か国以上旅してきました。

   つまり、「英語が世界語」というのは半分当たりで半分間違っています。世界の誰もが英語が話せるわけじゃないけど、世界のどこでも英語を話す人は見つけることができる。

   だから、英語ができればどっかで何とかなるのです。

   私は、英語はものすごく費用対効果が高いから勉強しておいた方が得だということをことあるごとに言っています。「このように○○が出来れば世界中でどうにかなる」みたいなことが言えるスキルって英語くらいのものですから。

   別に、ネイティブ的な綺麗な発音でなくても、完璧な文法でなくてもいい。自分が言いたいことを拙くても伝え、相手が言っていることを一生懸命理解できるだけでも、世界はぐっと広がります。

   英語学校で「もっと上手くなったら英語圏に旅行したい」なんてことを言われると、「もうそれなりに上手いんだから、英語圏に限らず、どんどん行ってきな!」と言ってしまいます。

   100%の準備ができるまで行動をしないのは時間が勿体ないです。効率よく効果が高い準備をそこそこまでして、ぜひこの楽しすぎる世界を体感して欲しいなと思います。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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