面接で何を話していいか分からない人は、自分が「面接官」になってみるといいよ

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逆の立場を体験することでえられることは大きい

   実際面接をして、志望動機を聞いてみるとこんな答えが返って来ます。

「私は大学を卒業して日本語検定も持っているので、月給は200ドルは欲しいです」
「私は日本語を勉強中なので、日本人の人とお話をして、日本語の練習がしたいです」

   我々の採用基準に合致するのは、明らかに後者です。こうやって、話す内容を吟味し、見た目や雰囲気などを考慮に入れて採用を決めるのです。

   面接官をした彼らは、どんな人だったら採りたいかが一発でわかったと思います。そして、その経験は、自分が面接を受けるときに必ず役に立ちます。どんなことを話したら採用基準から外れる可能性が高いか、どのような態度で臨めば採用に近づくか。

   事前に会社の採用基準を知ることも大切ですし、面接をしながら相手の表情などをみながら話の内容を変えていくことも大切です。

   学生のうちから「大人」と話し慣れている人は、こういうことがナチュラルに出来るのですが、多くの学生にとっては非常に難しいです。そんな人にとっての近道が「自分が面接官になってみる」ということなのです。

   これは、面接だけに限ったものではありません。営業する人はされる側になるなど、逆の立場を体験することでえられることは大きいです。ぜひ色々な体験をしてレベルを上げて、高いハードルをクリアしてください。「実際に面接官になる機会なんて、ない」という人は、頭の中でシミュレーションするのも良いかもしれません。

   異国の地で人材採用も含め、営業、生産管理、マーケティング、企業提携など、様々な体験を積むことが出来る研修プログラム、サムライカレープロジェクトにご興味をお持ちいただいた方は、下記の動画もしくは、Webページをご覧頂けたらと思います。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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