社会保険労務士 野崎大輔の視点
発生ベースでの手当の支給を検討
基本的に、休日はよほどのことがない限り、電話をしない方が良いです。しかし緊急事態で担当者に聞かなければならない事態が発生することもあるでしょう。
そういう場合は、電話応対手当として10分未満は500円、10分以上20分未満は1000円というように1回電話したら手当を発生するという風にしたらどうでしょうか?1分単位で支給するのと比較しても不利益にはならないと思います。
1分単位で計算するのも手間がかかるでしょうし、微々たる金額なので課長も気兼ねせず電話してしまいそうです。毎月固定で手当として支給した場合、「手当を支給しているんだから、電話してもいいだろう」と休みでもお構いなしに電話する管理職も出てきそうです。月に電話応対手当がどのくらい発生しているかということを集計してあまりに多い部門には、なぜそうなっているのか確認して原因を追及すればいいのではないでしょうか。