就活生よ、ノープロブレムです やりたいこと「見つからない」?それがどうした

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「上手くできること、自分が周りから求められること」を知ろう

   ですから、

「少なくとも仕事をしていて嫌ではないという範囲のなかで、過去、人から自然に求められたこと、過去に上手くできたこと」を仕事にしてみてください。

   心に手をおいて、これは僕がやっていて苦しいか、自分がやっていて調子がいいかどうかを問えば答えは明らかでしょう。 「やりたいこと」を探すより、「上手くできること、自分が周りから求められること」を知るほうが、よっぽど人生の役に立つと思います。

   そして世の中の報酬のしくみというのは、人から求められることを提供することで、報酬がはらわれるものなのです。決して好きなことをすることで報酬が支払われるわけではありません。

   自分でもわからない「やりたいこと」より、「うまくできて向いていて人から求められる」仕事をしたほうが、普通の人にとっては、長期的にみると活躍できることになります。

   仕事も長く続きますし、相手にも喜ばれます。結果として、実績が残り、出世し、サラリーもアップして、さらに多くのことができるようになります。

   仕事選び、就職のヒントに関しては、拙著『英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?』という電子書籍に考えを纏めています。この文章も、その本のなかの一節をまとめ直したものです。もし、就職で悩んでいるかたがいれば、手にとっていただければ幸いです。(大石哲之)

「好きなことが見つからない」就活生に一声かけるとしたら?
得意なことを仕事にしなさい
仕事に好き嫌いを持ち込むな
見つかるまでがんばれ
仕事なんて何でもよい。頑張るのみ
その他(気にしない、気にしない等)
大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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