就活生よ、ノープロブレムです やりたいこと「見つからない」?それがどうした

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   今回からは、就職活動まっただ中の学生のために、シリーズで「仕事選びのコツ」について書いていこうと思います。

   仕事選びというテーマでは、いつも私が最初に話すことがあります。

   それは、

「好きなことを仕事にするより、得意なことを仕事にしなさい」

というものです。

好きなことを仕事にするより、得意なことを仕事に

やりたい事がみつからない……
やりたい事がみつからない……

   学生のみなさんの悩みで一番多いのが「やりたい事がみつからない」ということではないでしょうか。

「自分には好きなものがみつからない、仕事にしたいとおもうものが見つからない。どうやったら見つけられますか。それが見つからずにいる自分はだめなんじゃないか」

   つまり、仕事をするからには、その仕事が自分の一生愛せる仕事で、すきなこことでないといけない。そんな脅迫観念みたいなものがあるように思います。

   そして、そういった仕事を見つけようと、努力するのですが、学生のうちだから、そんなものはなかなか見つからない。そして、一人で悩んでしまう。いわゆる"やりたいこと探し"というやつです。「自分には、やりたいこととか、興味があることが見つからない。ダメな人間だ」という自己嫌悪に陥ってしまうのです。

   実は、この逆のパターンもあります。「コンサルも、銀行も、マスコミも興味が有るのですが、なにかやりたいことを絞らないとダメだとおもうのです。でも、自分が何に絞ればいいのかわかりません」という悩みです。この場合、逆に興味の範囲が広くなりすぎて、どれかに絞りきれません。何か一つのことに絞らないとダメといったような思いがあるのでしょう。いろいろな可能性を捨てきれずに、悶々としてしまいます。

   「どれかに絞れない自分は興味を絞りきれていない」と悩みます。

   これらの話の根本にあるのは、「(成功するためには)究極のやりたい事、好きなことを一つだけみつけて、それにすべての力を注ぎなさい」という教えだと思います。

「好きなことが見つからない」就活生に一声かけるとしたら?
得意なことを仕事にしなさい
仕事に好き嫌いを持ち込むな
見つかるまでがんばれ
仕事なんて何でもよい。頑張るのみ
その他(気にしない、気にしない等)
大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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