「陸の孤島」化による混乱もみられた、今回2014年2月の大雪。積雪の状況によっては、通勤などが困難な地区も結構あったようだ。
ネット上でも、積雪と出勤をめぐる相談が寄せられていた。自宅周辺の具体的な積雪の深さや職場までの距離などを示したうえで、出勤したものか休んでもいいものかを問う、といった感じだ。
雪が音を吸収し、静かだから?
雪といえば、「雪の降った朝は寝坊してしまう」という相談者から、なにか科学的(?)な理由があるのだろうかという質問が寄せられたこともある。数年前のQ&AサイトOKWaveでのことだ。
相談者は、寒さのせいかとも考えたが、いくら寒くても雪が降らない場合は寝坊しないのだそうだ。寄せられた回答をみると、
「雪が積もる→交通機関がまひする→休みになるかも、遅刻してもいいかも」
といった心理が働くからではないか、との指摘が複数あった。
しかし相談者は、事前に雪が降る(積もる)ことを知らなかった場合でも、雪の朝は寝坊するのだそうだ。
回答ではほかに、雪が音を吸収し、いつもより静かだからではないか、という指摘もあった。これには相談者も「それかもしれません」とうなずいていた。
また、連日のように「雪の朝」を迎える雪国の人は全員、朝起きられないのか、というツッコミもあった。
現状では、「雪による寝坊」を科学的必然として遅刻の理由だ、と会社側に主張するのは無理があるようだ。