「グローバルな仕事」に大事な能力とは何か

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仕事を定義して振って管理していく

   これは、仕事の設計能力と同義です。マネージャーの役割は、こういう仕事を定義して振って管理していくということと、中間に落ちて溢れる仕事を拾って、判断してあげることです。

   コンピュータのプログラミングをしたことがあるひとはわかると思いますが、プログラミングでは、処理の内容をしっかりと定義して、どういう情報を受け渡して、何の処理をしてもらい、どういう結果を返してもらうのか、ということを厳密に記述していかないといけません。

   仕事においても同じことが求められます。

   面倒くさいですね。

   たしかにめんどうくさい。

   しかし、これが出来ないと、なかなか仕事の規模を大きくできず、また海外の安い人材を活用してコストを抑えるということもできません。

   日本の会社が海外のアウトソーシングを使うのが下手、というのも、仕事の内容を適切に分解して定義することが苦手だという背景があります。

   更に、在宅ワークができず毎日オフィスにいかないと仕事がすすまない、といったことも、根本にはこの問題があると思います。

   さて、このような能力はどのようにしたら身につくのでしょうか?

「グローバルな仕事」に大事な能力とは何?
仕事を分解して定義する能力
異文化理解力
日本人としての誇り
MBAといった経営の知識
その他
大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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