適性検査やストレス分析を通じて企業の人事を支援する「サイダス」は、欠勤や遅刻の状況から、従業員がうつ病で休む前兆を見つけて会社に警告を送るサービスを、2014年2月中旬から始める。朝日新聞が2月9日、報じた。
大量の情報を分析するビッグデータの手法を活用。サイダスは約3万人のサラリーマンのデータを集めて、うつ病で休んだ人の性格の特徴や病気にかかる前の勤務状況を分析し、ストレス耐性の低い人がうつ休職する場合に一定の勤務パターンがあることを見つけた。
たとえば、「週2回遅刻し、月2回欠勤」「月曜と火曜の欠勤が多い」「午後10時以降の残業が頻繁に続く」といった勤務パターンは、「うつ休職」の危険な兆候という。