転職理由に「給与不満」「残業多い」などネガティブ要素も
文句を言い続ければ職場で理解され、主張が受け入れられるかといえばそうではないようだ。先の「ダイヤモンドオンライン」の記事で相原氏が挙げた事例では、いつも「辞めてやる」と吠えていた人物は10年以降経過しても会社に居座り続け、本流から外れたキャリアを歩んでいるという。
相原氏は、文句ばかりの人について「周囲からはネガティブな人と見られ、上司など上の立場の人たちからは、『決してリーダーにはできない人物』と見限られます」と断言する。ところが当の本人は一向に気づかず、いくらモノ申しても認められないことにますます苛立ちを募らせ、不満を吐き続ける悪循環となるわけだ。
転職情報サイト「DODA」が発表した2013年下期の「転職理由ランキング」を見ると、首位は「ほかにやりたい仕事がある」が12.9%とポジティブな理由だった。だが2位以下は「会社の将来性が不安」「給与に不満がある」「残業が多い/休日が少ない」とネガティブ要素が続いた。10位にも「会社の評価方法に不満がある」が入っており、ステップアップというよりも「現状から逃れたい」という意識で転職を考える割合は少なくないようだ。
もっともネット上には、「辞めたい」を繰り返していたらリストラされ、その後は会社を転々とするがいつも文句をつけては同じように「辞めたい」ばかり、という夫に悩む妻の投稿があった。不満を抱えていたとしても、「大人の対応」ができずに吐き出してばかりでは、結局は自分にはね返ってきそうだ。