「満点」は、強味でなく「停滞の予感」に
こういうと、「自分の強みを正々堂々と相手に見せて何がいけないんだ」と考える人もいるかもしれません。しかし、自分に満点をつけてしまうと、相手に伝わるのは「強み」ではなく「停滞の予感」になってしまう可能性があります。「私はすでに完成形です」「もうこれ以上は成長しません」と言っているように受け取られかねません。
「私はまだまだです」と言った方が、「もっともっと成長します」と主張していることになるのです。ここが重要なポイントです。
そういう気配りができれば、自分を売り込んでも損はしません。まず自分が成長過程にあることを打ち出した上で、能力、やる気、条件などを伝え、相手にとって自分を使う場面がイメージできるようにインプットしましょう。(高城幸司)