このアジア都市への旅行で元気を貰う 2014年中に行きたい「ベスト5」

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   みなさん、新年あけましておめでとうございます。

   今年も、みなさんにとって、より良い年になりますように。

   さて、「より良い年になるようにって、願をかけてもらっても、どうでもいいよ」とツッコミを入れる方もいると思いますが、せっかくなので、みなさんにとってより良い年になる、とってもよい方法をお教えしたいと思います。

   ズバリその方法とは、アジアの都市を訪れる、です。

バブル時代へタイムスリップ?

気軽にアジア都市へ!
気軽にアジア都市へ!

   私も2012年に、アジアの都市を一か月かけてまわり、その活力と、息吹にふれて、元気がでてきたのです。それまでは、ここで告白するのもなんですが、実は、塞ぎこんでおりました。これだ、というのも見つからず、暗いムードにそのまま飲み込まれ……それが、すっかり元気になったのです。みなさんもアジアの勢いにふれて、自分の力にとりこんでみてはいかがでしょう?

   2014年が元気になる、アジアの都市5つをご紹介します。


(1)プノンペン(カンボジア)

   昨年、もっとも熱かった都市といえば、ここでしょう。カンボジアというと、普通の日本のひとには、地雷とボランティアのイメージですが、もうそんなことはありません。ここでは新しいビジネスが立ち上がっていて、多くの起業家がきてビジネスを始めています。アジアでいちばん起業が簡単な都市なのです。


(2)ホーチミン・シティ(ベトナム)

   ベトナムの南部。経済の中心都市です。ご存知かもしれませんが、バイクの量が半端ない。信号待ちで100台のバイクが並びます。人口が多い、暑くて熱い。

   そして、日本人の数もうなぎのぼりに増えてます。レタントン通りという日本街もあります。


(3)シンガポール

   とにかく注目されているシンガポール。一度でいいので見たほうがいいと思います。開発の勢い、カジノ、押し寄せる日系企業、高騰するコンドミニアムの家賃。バブルだという声は承知ですが、そう、バブル時代の1990年ごろの日本はこういう感じだったのかもしれません。そして、いまこそタイムスリップできるのです。7時間のフライトと往復4万円の航空券で。

週末利用し、数万円でOK

(4)香港

   さすがにシンガポールに比べると、こなれている感じがしますが、活気という意味ではシンガポールを超えます。金融街のビルを訪れると、圧倒されるものがあります。

   カンファレンスもたくさん行われていて、とくに5月に行われる、アートの見本市、ArtBaselHKと、クリスティーズのオークションは必見です。中国人が数億円のアートを競り落とす。金融都市、お金が行き交う、というのはどういうことか、が実感できます。


(5)上海

   もし、一度も行ったことの無い方は、2014年度中にぜひ訪れてください。嫌中とか、どうのとか、言ってられなくなります。多くは申しません。一度訪れてください。


   いずれも、ハードルが高いって?そんなことありません。いずれもLCCが発達した今、数万円の渡航費で、週末に行くことができます。金曜日の夜に出発して土曜日を過ごし、日曜に帰ってくる。そんな強行日程でもいいですよ。逆にハイになることだってありますし、そんな旅行も面白いです。

   観光地を巡るのではなく、アジアの活気や、勢いに触れる。そして、そこで働いたり、ビジネスをしたりするという感覚を得るという意味での旅行というジャンルがあるとおもいます。

   ぜひみなさんも足を運んでみてください。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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