「あなたの弱点は」との質問を利用しよう
ネット上では、面接で「しゃべり過ぎ」のボーダーラインはどこなのか悩む意見が見られた。グループディスカッションでリーダー役に当たり、誰も話さないので率先して意見を述べるようにしたら面接官から注意された人、短い時間で自分を表現しようと一生懸命しゃべるがいつも落ちるという人、などだ。「聞かれたことだけ答えればいいのか」との問いも出たが、これに対しては「余計なことをしゃべらない、という意味」との回答が返されていた。
就活ノウハウを掲載するサイト「就活の栞」の2013年9月20日付の記事では、よくある失敗例のひとつに「良くない癖が出る」を挙げているが、そのなかに「しゃべり過ぎ」も含まれていた。挽回方法として、面接中に「あなたの弱点はなんですか」という質問が出てきたら、これを利用しようと提案している。おしゃべりを自覚しているなら、質問に対する答えとして「今後克服したい」と言えばよい。「弱点に気付いている=『自分を客観視出来ている』とプラスに考える面接官は多い」というわけだ。