「好業績でもリストラ」の時代、「手を挙げる勇気」が自分を救う

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自分で自分のポジションを確保しなければいけない時代

   お互いがプロとしてフラット(対等)に勝負すればいいはず。先輩を立てるのはプライベートに委ねたらどうでしょうか?プロスポーツの世界だって年代に関係なくレギュラー争いをします。サッカーでアラフィフのカズ(三浦選手)が20代前半の選手から「先輩なので先発どうぞ」と譲られることはありません。職場の仕事でも同じ。

◆大事な取引先の担当を誰に任せるか?
◆若手の人材育成の責任者を誰にするか?

   そんな「おいしい」チャンスを前に黙って座っていたら、どうなるか。自分がやりたいと思う仕事は、ほかの誰かに回っていってしまうだけです。

   自分で自分のポジションを確保し、いい仕事ややりたい仕事を勝ち取っていかなければいけない時代です。それを実現するために不可欠なのが、手をあげる勇気だということを忘れないでください。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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