勉強する十分な時間がない原因は就活
2013年7月2日の読売新聞電子版では、就職コンサルタントの坂本章紀氏が、成績重視にかじを切った企業側の意図を語っている。ある企業の人事担当者の弁として、「面倒」な学業を投げ出さずにがんばった学生なら仕事でも期待できると説明、また成績優秀な外国人学生を採用した企業が、日本人学生の成績にも目を向けたとも明かした。
ツイッターを見ると、学生側は少々あわて気味だ。「勘弁してくれ」「単位落としてる場合じゃねえ」「絶望の淵に叩き落とされた」といった声が聞かれる。ただし現状の就活システムが在学中早い段階で事実上スタートする現実から、勉強したくても十分な時間がない、それで成績重視とは笑わせるという皮肉も見られる。