欧米やアジアの世界24か国のうち、有給休暇の取得率は、日本は今年も世界最下位だった。2013年12月10日、米オンライン旅行社の日本語サイト、エクスペディアジャパンが発表した。日本の「ワースト1位」は6年連続で、39%だった。
調査は18歳以上の男女を対象(計約8200人)に、8~9月に実施した。消化率トップは、「100%」のブラジルとフランス、香港(中国)が並んだ。ブラジルとフランスは、率だけでなく、支給日も30日で共にトップ級だった。ほかに、オランダ84%、イタリア73%、アメリカ71%など。
取得率の「ワースト2位」は韓国で70%。日本はその半分近い39%だった。もっとも、有休支給日数は日本の方が多く、18日。韓国の支給日数は10日。実際に有休を消化した日数自体は、ともに7日で同数だった。