臨床心理士 尾崎健一の視点
まずは会社が前面に立ち「修繕代」是非を店側と交渉を
歓送迎会や忘年会などで起こったセクハラ事例への対応は、職場の延長での出来事という扱いで「会社の問題」として対処することが一般的になっています。今回のケースは、会社として正式な忘年会のようですので、会社行事と言わざるを得ません。
まずは、その「修繕代が妥当なのか」「払わなければならないのか」などをお店と交渉することが必要です。その交渉は個人ではなく、会社が前面に立って行うべきではないでしょうか。その交渉を経た上で「払わなければならない」となった場合に、会社負担とするか個人負担の割合をどうするかを社内で検討する事になると思います。
会社負担の場合の「お金をどの部門で持つか」は経営判断として、部門長同士や経営者が決定するしかないでしょう。