「報連相」徹底されないのは上司のせい? 「忙しくピリピリした雰囲気」にビビる若手

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「こういう時はこれで連絡して」と示す

   ネット関連事業「はてな」で広告営業、事業開発に従事する「Swatz」こと諏訪友彦さんの11月26日付のブログでは、報連相の手段の選択について取り上げている。ここに「新人のつまづく原因」を見いだしているのだ。

   少人数の組織なら別だが、仕事の複雑化やツールの多様化で、今では口頭で報連相を済ませられないケースがほとんど。伝える方法でもメールや電話、グループウエア、「スカイプ」のようなインスタントメッセージ、チャットと選択肢が多い。ここから最も有効なものを選び出すのは、新人にとって至難の業というわけだ。

   空気を読む若手は「今、忙しそうだから」と上司に声をかけるのをためらってしまう。だが上司からすると、下手に先読みされて報連相がおろそかになり、ミスにつながっては一大事だ。解決法としては、上司から部下に「こういうときはこれで連絡して」と示しておく。「作業中は集中しているのでスカイプやメールで送って」「緊急だったら直接声をかけていい」と指示する。「丁寧すぎるくらいでちょうどいい」というのだ。

   先の事例のように、「上司に報告に行ったらイヤな顔をされた」となれば新人は余計に委縮する。逆に上司の側から歩み寄り、最適な方法を提示しておけば行き違いは起きないはずだ。こうして相互関係が築かれていけば、部下にとっても「話がしやすい上司」とますますコミュニケーションが円滑になるだろう。

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