年賀状送る予定「ある」が54.8%
佐賀県にある印刷会社、音成印刷もスマートフォンと掛け合わせた年賀状のサービスを提供している。年賀はがきに印刷されたQRコードをスマートフォンやタブレット端末で読み取ると、その画面上で送り主からの写真や動画を視聴できるという。
このほか、写真を撮るだけで子育ての記録ができるスマートフォンアプリ「KiDDY」も、投稿した写真の中から選び、デザインテンプレートを選ぶだけで年賀状を作成、投かんできるサービスを始めている。
リサーチ会社リビジェンが行った調査(11月19日発表)によると、今年年賀状を送る予定が「ある」という回答は54.8%だった。昨年年賀状を「送った」が54.6%だったことを考えると、年賀状に対する需要は意外にも踏みとどまっている。
一定の需要がある紙の年賀状を、最新のテクノロジーを掛け合わせることで、より簡単に、もしくは楽しくするのがこの年末のトレンドのようだ。これなら、途中で心折れることもなくなる、か?(岡徳之)