防護壁にスーパーの陳列棚を模した大型プリント広告
地下鉄のプラットフォームにある、電車との防護壁にスーパーの陳列棚を模した大型のプリント広告を掲出。その中に写る飲み物などの商品に付いたQRコードをスマートフォンで読み込むと、オンライン上の買い物カートに商品が追加され、オンラインで決済すると自宅など指定した場所に配達される。
たしかに駅でまわりを見渡せば、スマホをいじったり、ポータブルゲームをするなどして時間を持て余しているひとが意外と少なくない。せかせかした現代人にとって、駅とはふと気が緩む数少ない「すき間」時間なのだ。そんなすき間さえ企業の広告が埋めてしまうのは少し息苦しい気もするが、たしかにいいところを突いたと思う。(岡徳之)