リクルートが、ちょっと変わったアプリを公開した。
メッセージアプリ「SeeSaw(シーソー)」は、閲覧していた写真や動画を設定した秒数で削除してしまうメッセージアプリだ。受信者がスクリーンショットでも撮らないかぎり、送信者の端末にも受信者にもデータは一切残らない。
内輪で楽しめる「炎上防止ツール」になるか
SeeSawの利用は無料で、電話番号による認証が必要だ。電話帳やフェイスブック、ツイッターのアカウントと任意で連携させることもできる。
アプリのボタンからカメラを起動し、写真や動画を撮影する。既存の写真を選択することも可能だ。写真や動画は、ペンやテキストボックスで加工もできる。
閲覧できる秒数は、1秒から最長8秒まで指定できる。宛先から友人を選択し、「送信」を押せば完了。受信したユーザーは「×秒間押し続けて!」という文字をタップすれば、送られてきた画像や動画を閲覧できる。
途中でタップしていた指を離しても、残り秒数のカウントダウンは続き、0秒になるとデータが削除されてしまう。
一般的なメッセージアプリは、送られたデータは削除しない限り、いつでも見ることができる。二度と見られなくすることに何の意味があるのか、と思ってしまうが、
「炎上防止ツール?」「告白写メとして面白いかも」
など、消えてしまうからこその使い方を思いつくユーザーもいる。どうせ残らないなら、内輪で盛り上がれるというもの。「バカ発見器」と言われることもない。