「タイプの違い」ならお互いの批判はやめるべき
J-CASTニュース会社ウォッチでも以前、アニメーターの数井浩子さんが「本当に机が完璧に片づけば仕事ができるようになるものでしょうか」との主張を述べていた。
2012年12月12日付の記事で、アニメーターやデザイナーの机の上には参考資料の山ができ、崩れ落ちることもあるが、「机の上がカオス状態だからこそアイデアが湧く」「まったく接点のないと思われるモノから連想されるものは、本人でも思いもよらない発想になる可能性があります」と主張し、読者に一度試してはどうかと勧めている。
整理整頓派と散らかし派。いったいどちらの言い分が正しいのか。コメント欄にはこんな違いがあるのでは、と指摘する人がいる。
「モノを作るなら、整理整頓だな。モノを創るなら、どうだろう?」
細かな違いだが、要するに作業的に「作る」ことと、創造的に「創る」「生み出す」のでは、適している作業環境も自ずと変わるのではないか、という解釈のようだ。
もしそうであれば、お互いの仕事や性格を尊重して、けなし合いはやめるべきだろう。もっとも、「創る」ために散らかしている人は、周囲の「作る」人に迷惑をかけないような配慮も必要だ。