フィリピン生活1週間目 「コアラのマーチ」食べながら「あまちゃん」見てます

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東南アジアの都市部に引っ越すのはそれほど大変じゃない

   この街自体も、大きなショッピングモールを建造中だったり、たくさんの日本人が押しよせていたりと発展途上のど真ん中におり、現地在住の日本人の方や現地人の方から実に興味深い話を伺うことができます。

   私は元々、1年間旅に出ていたり、数ヶ月単位で海外に住んだ経験があるので大体わかってはいたのですが、実際に引っ越してみて改めて分かったことは、東南アジアの都市部に引っ越すのはそれほど大変じゃないということです。

   「今生の別れ」とか「日本を捨てた」とかそういう感情はまるでなく、普通に身柄を日本以外の場所に置いたという感覚なのです。

   転職でも、海外旅行でもそうですが、一度やってみる前は何が待ち受けているかわからないので、非常に不安があります。そして、その不安から、一歩踏み出してみようとしている人にもいろいろ忠告したくなる人は多いです。

   しかし、実際一歩踏み出してみると、意外となんとかなるものです。

   ただ私がこんな風に、お手軽に新生活を始められているのも、引っ越した先がホテルのスイートルームだったというのがあります。これが、普通の家を借りて賃貸契約書を書き、がらんどうの家に家電を揃え、ゴミの出し方から電気の契約まで……とかいう話になったら、おそらく1ヶ月くらいはてんやわんやでしょう。

   こうやって、手間をお金で省略できてしまうのが、我々日本人のメリットです。東南アジアの人に比べて高所得になるため、非常に便利な住居に住んだり、高級店で買い物をしたりということができるため、生活の難度が圧倒的に下がるのです。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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