フィリピンに引っ越してきて、数日経ちました。日本での引っ越し疲れが残っていますが、こちらの生活はおおむね快適です。
日本の家を退去するときに、家具や電化製品などを全て処分してきたのですが、こちらに入居する際には全てが揃っています。生活するにあたって買ってきたものは、ほぼなし。トランク2つで部屋に入った後から、すぐに快適な生活が送れています。
今後アジアの現状を安く頻繁に取材できそう
私が東南アジアに引っ越した理由は2つです。ひとつ目が、リーズナブルで快適な生活をするためです。別に貧乏暮らしがしたいわけでも現地化したいわけでもなく、東京にいるのとあまり変わらない出費でどの程度快適に暮らせるかを試してみたかったのです。
今住んでいるこのホテルのスイートルームは、写真の通り広く、ベッドルームも2つもあります。バスタブもありますし、ネットも結構速く(5MbpsなのでADSL回線ですね)、毎日掃除も入ってくれます。
徒歩1分の所に小さなコンビニ、5分の所にセブンイレブン、8分歩けば巨大なショッピングモールもあり買い物には困りません。ケーブルテレビも入っているため、朝に「コアラのマーチ」を食べながら、リアルタイム(日本と同じ内容)で「あまちゃん」を見るなんてこともできます(昨日は泣きそうになった…)。
日本とフィリピンの時差は、たった1時間だからです。これで、月の家賃(家具つき、清掃・光熱費・ネット込)6.6万円(1ペソ=2.2円として)なら、東京の感覚からすればかなり安いと言えるでしょう。
もう1つが、アジアの現状をもっと頻繁に取材するためです。国際便はかなり安くなっているとはいえ、日本から東南アジアに行くとなると、飛行機で直行便でも4~8時間。値段も往復で3.5~10万円かかってしまいます。日本の国内旅行でもそのくらいかかりますが、東南アジア内での飛行機はもっと安いです。
私は今月セブからマニラに行きますが、往復のチケットが5600円です。成田エクスプレスで新宿から成田空港を往復するより安いですね。また来月にはシンガポールとカンボジアに行く予定ですが、これも片道のチケットが大体8000円~1.5万円程度。新幹線に乗るくらいの感覚で外国に取材ができます。