いよいよ夏本番。高温多湿の日本は、ビジネスマンにとって過酷な環境だ。クールビズのおかげでスーツやネクタイからは解放されたが、きちんとした革靴だけは避けることができない。
ひと夏快適に履ける革靴が欲しい。そんな人が検討したいのが、靴底にイノベーションをもたらしたイタリア発の靴ブランド「GEOX(ジェオックス)」。別名"呼吸する靴"だ。
体内で3番目に汗腺が集中している「足裏」
「呼吸する靴」ジェオックスはファッショナブルな外観に似合わぬ機能性を秘めている
ネクタイを外したのだから、足元もスニーカーやサンダルになればいいのに......。そう思うこともあるかもしれないが、足元は紳士の証明。なかなか許されるものではない。
ギラギラの太陽に照らされた地面から熱が上がってきて、靴の中はムレムレ。オフィスに戻っても臭いが気になって靴を脱ぐこともできず、ついには水虫の心配も高まって......
仕事用の靴を選ぶときは、ファッション性にも当然こだわりたいが、足のことを考えるなら「通気性の良さ」が第一条件。でも、機能一辺倒のダサい靴は履きたくない......。そんなときは、見た目と機能を兼ね備えた「呼吸する靴」が有力候補になる。
見た目はオーソドックスなレースアップシューズやウイングチップシューズなのに、ソールには汗や臭いが軽減される機能を搭載しているのが、イタリア発の靴ブランド「GEOX(ジェオックス)」。一見普通だが、実はすごいエンジンを積んでいるクルマと同様、知らず知らずのうちにその魅力に引き込まれてしまうチカラを秘めている。
そのチカラの源は、国際特許を取得しているジェオックス・システム。足裏のアウトソールに穴を開け、ミクロの孔をもつ保護膜(メンブレン)を装着するというシンプルかつ画期的なシステムで、「体内で3番目に汗腺が集中している足裏」をいかに快適するか、というテーマに、正面から回答を出している。