希望も課題もいっぱいでオッケー! バングラデシュで働く日本人

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道なき道を切り拓くのが好きな人にはチャンスかも

   その他、バングラデシュには有形無形の様々なルールがあり、日本の大企業の駐在員ですらビザ取得に苦労するという現状があります。実際、現地在住の日本人はJICA(独立行政法人国際協力機構)が派遣する青年海外協力隊などの海外ボランティアの割合が非常に高いです。

   とはいえ、チャンスはゼロではありません。現地に進出している企業に直接アプローチをかけるなど、積極的な行動で職を見つけた人もいます。

   現地には、自身でレストランを開業したり、そこでインターンとして働いていたり、グラミンバンクでインターンをしていたり、現地人に日本語を教えていたりと、駐在員以外にも様々な仕事をしている人たちがいました。

   著書「裸でも生きる」でおなじみの山口絵理子さんが、鞄を製造する会社「マザーハウス」を設立したのも、ここバングラデシュです。

   ここで働いている人は「バングラデシュで働く」ということに強いこだわりを持っている人が多いと感じました。この雑踏に惹かれる人がたくさんいるのです。

   市街を外れるとすぐに舗装道路がなくなるような国で、道なき道を自分で切り拓いてチャンスをつかみ取ることが好きな人は是非チャレンジしてみてください。将来なんかいいことあるかもねー♪ じゃあね、ばいばーい!(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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