通勤に往復3時間以上かける米国人 4割が「仕事サイアク」「人生ユウウツ」

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日本「家に帰ると鬼嫁と子どもの相手」で長時間通勤バンザイ

   長時間通勤が課題なのは。アジアでも同じだ。韓国・ソウル中心部に勤務する韓国人女性は、自宅からバスで15分かけて最寄り駅に向かい、地下鉄で25分かけて出勤する。

   タクシーで駅まで行けば片道30分で到着するが、「もっと短くしたい」。地下鉄まで徒歩圏内に住みたいが、「ソウルの住宅事情を考えると簡単ではありません」とこぼす。新築マンションの広告には「地下鉄の駅からこんなに近い」が売り文句だ。

   自然豊かな一戸建てを手に入れるには、ソウル郊外に引っ越すしかない。女性の友人は環境のよい住居を購入し、夫人や子どもには喜ばれたが、自身は片道90分の通勤を強いられており、「実に大変だ」とぼやいているそうだ。

   シンガポールに駐在する日本人男性は、30分の車通勤は快適だが「時々寄り道したりしています」と明かす。やはり通勤時間が短いと、生活に広がりが出る。

   日本のネットユーザーからも「人生無駄にしている感が強い」「朝起きた時の憂鬱感がハンパない」という不満が漏れる一方で、「始発駅だから確実に座れる」とラッシュを苦にしていない人も少ないながらいる。

   また「家に帰ると鬼嫁と子どもの相手だし…。行きと帰りの電車の中が最近の幸せ」と、家庭の事情を理由に長時間通勤を好む珍しいケースもあった。

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