ランニングをすれば年収が上がる? ネットユーザー「順番が逆」

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   東洋経済オンラインが「デキるビジネスパーソンが『走る』理由」と題した記事を掲載して話題になっている。ランニング専門誌の『ランナーズ』の調査によると、「皇居を走るランナーの半数以上が年収700万円以上」という結果が出たのだという。

   ビジネスシーンでデキる男は「引き締まったカラダに、精悍な顔つき」をしていると指摘。日本マクドナルドの原田社長のような「超多忙な経営者でさえ」やっているのだから、時間がないからランニングができないというのは「単なる言い訳」でしかないと手厳しい。

「走れども走れども低収入」の人もいる

荒川河川敷を走るランナーの収入はいくらなのか
荒川河川敷を走るランナーの収入はいくらなのか

   まるで「ランニングをすれば年収が上がる」「ランニングをしないから年収が上がらない」かのような書きっぷりだ。しかし理屈っぽいネットユーザーからは、「それは相関関係であって因果関係ではない」と冷ややかなツッコミを受けている。

「順番が逆だよねえ。高収入だからランニングする精神的・時間的余裕があるんだよ」
「じっとしてられないほどのバイタリティがあるってことだからね」
「肉体労働の人は、そもそも走ろうって思わないだろうしな」

   皇居周辺をランニング場所に選んでいるのは、都心に住んでいる人や、大手町や丸の内の勤め人であり、単に「金持ちがそこで走っているだけ」。走ることと収入は関係ないのではないかという。

「郊外の河原を走れども走れども、低収入から抜けられず」
「隔日でランニングしてるけど無職でーす」

   金持ちになると運転手つきのハイヤーで移動することが増え、運動不足になるので走っているのではと推測する人も。高収入の男性との出会いを求めて「皇居を走るハイエナ女が増えそうだな」と揶揄する声もある。いずれも何かと理由をつけて、自分から走り出そうとする様子が一向に見られないところが可笑しい。

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