Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のsyake810さんは19歳の男子大学生。接客に興味があり、コンビニでアルバイトをしたいと思っています。
しかし、このバイトには両親とも大反対。その理由は「コンビニには強盗が入るから」。危険なアルバイトという認識なのでしょうか。質問者さんは「意味がわかんないです。もう内緒でやっちゃおうかな…」と呆れています。
回答者「黙ってカネ渡せばケガしないし」
19歳は未成年ですが、大学生にもなれば自分の頭でリスクを考えて行動すべき。黙って始めても、店から家に確認の電話を入れられることもないでしょう。
大学生のアルバイトは、就職活動をする上でも大事な経験になるというのが定説です。
「コンビニで仕事を任されていた」だけでは有利にはならないものの、仕事選びをする上での感覚が養われますし、仕事の段取りなどが鍛えられて入社してから役に立つこともあります。
心配性の親の言うことを聞いて社会経験が乏しいままでいると、色々と弊害が出てくる可能性があります。回答者のdakedakepuruさんも、コンビニの仕事は得るものが大きいので、ぜひ若いうちに体験すべきだと勧めています。
「別に内緒でやってもいいんじゃないですか? ファミレスや牛丼屋だって強盗が来るかもしれませんし、ガソリンスタンドや交通警備員で働いてたら車が突っ込んでくるかもしれないし。万が一強盗が入っても、黙ってカネ渡しとけばケガなどしません」
どんな仕事にも、何かしらリスクはあるもの。コンビニチェーンの洗練されたマニュアルに沿って対応すれば、強盗など恐るるに足らないのかもしれません。実際に強盗に遭った体験が面接の鉄板ネタになり、就職の成功につながったりして…。
「親の気持ちになったらやっぱり良くないなと」
しかし親世代の回答者からは、やっぱり「どうしてもバイト先はコンビニでないといけませんか?」と心配するコメントもあがっています。
MasakaMasakaさんは、懇意にしているコンビニのオーナーに、大学生の子どものアルバイトを相談したことがあったそうです。するとオーナーからは「コンビには止めておかれたほうが…。強盗が怖いですからね」と忠告されてしまいました。
オーナー自身がそこまで言うほど、コンビニが危険なところだとは! にわかに信じがたいのですが、オーナーはその地域で最近発生したコンビニ強盗3件について教えてくれました。
そのうちの1件は新聞で報道されていたものの、あとの2件は回答者さんには初耳。結局、子どものアルバイト先はスーパーに決めたそうです。もしもコンビニで働いていたら「親の私は、バイト中は常に不安でいっぱいだったろうな」と明かしています。
質問者さんは、この助言に素直に耳を傾けたようです。親と話し合った結果、やっぱり「安全なところでやりなさい」と言われ、従うことにしました。
「コンビニ以外なら大丈夫らしいんで、おとなしくコンビニ以外でやることになりました! 俺も親の気持ちになったらやっぱり良くないなと思いました」
ちょっと過保護な気もするんですが、みなさんはどう思われますか?