名刺に自宅住所は不要? メアドあれば仕事は済むか
通常のインターネットプロバイダのメールアドレスでも、簡単に作ったり解除したりすることが可能なので、ほとんど変わらないという人も。一方で、やはり使い捨てできるGmailはビジネスの場にふさわしくないという意見も根強い。
「日本だと通常仕事でGmailのアドレスはNG。場合によってはブロックされたりもあるし」
「会社的に見るとフリーメールのアドレスの会社とはどうしても基本的に取引は遠慮します」
議論の中で、Gmailの利便性を活かしつつ、別ドメインを使う方法があると指摘する人がいた。Google Apps(グーグル アプス)というサービスを利用すると、独自ドメインでGmailなどのサービスが使えるという。1アカウントあたりの費用は、年間6000円。維持費ゼロでやってきたフリーランスから見ると、「やっぱり高いな」と思う人もいれば、「これで信頼が得られるなら安いものだ」という人もいるだろう。
このほか、大元氏は「フリーランスの場合、(名刺に)住所を書く人と書かない人もいるようだ」として意見を求めている。確かに事務所がなく住所が自宅の場合、明かしたくない人もいるだろう。
仕事にはメールアドレスと携帯電話番号で十分とも考えられるが、これに対しても「固定電話じゃないとダメ」「住所氏名も出せないような奴はフリーランスで仕事するなってほんと思う。その程度のリスクも取れないならおとなしく企業に飼われろ」という声もあり、意見が分かれそうだ。